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造
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つくり
ふりがな文庫
“
造
(
つくり
)” の例文
ちょうどその横が十畳で、
客室
(
きゃくま
)
らしい
造
(
つくり
)
だけれども、夫人はもうそこを縁づたいに通越して、次の(菅女部屋)から
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
『ありますとも……あそこは名代の堅い家ですから……
彼家
(
あすこ
)
では、薬屋の他に、
造
(
つくり
)
醤油もしてゐる筈ですが。』
百日紅
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
葡萄
造
(
つくり
)
のひっそり働いている所が、急に賑やかになって来て、小屋の中にも音がします。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
ちよんぼりとある
薄
(
うす
)
い
眉
(
まゆ
)
は
何
(
どう
)
やらいたいけな
造
(
つくり
)
だけれども、
鬼薊
(
おにあざみ
)
の
花
(
はな
)
かとばかりすら/\と
毛
(
け
)
が
伸
(
の
)
びて、
惡
(
わる
)
い
天窓
(
あたま
)
でも
撫
(
な
)
でてやつたら
掌
(
てのひら
)
へ
刺
(
さゝ
)
りさうでとげ/\しい。
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あそこでは朝も晩も、葡萄
造
(
つくり
)
が熱心に、優しい限、手を尽して
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
神様のお
造
(
つくり
)
になった、
為合者
(
しあわせもの
)
の
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“造”の意味
《名詞》
(みやつこ) 古代の姓の一つ。渡来系技術者集団の統率者をはじめとする伴造)系の氏族に与えられた。そのうちの有力氏族の多くは天武朝に連に改姓された。
(出典:Wiktionary)
“造”の解説
造(みやつこ)とは、日本古代の姓。
(出典:Wikipedia)
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“造”を含む語句
構造
造作
製造
石造
創造
御新造様
御新造
木造
国造
新造
煉瓦造
造花
贋造
造化
粗造
酒造
末造
無造作
捏造
醸造
...