辰雄たつお)” の例文
こまは、たがいにふれって、ぱっぱっと火花ひばならしています。ややおくれて、辰雄たつおももらったこまをれました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
晩年に隠居して家督を養子辰雄たつおに譲り、次女幸子にも婿むこを迎えて分家させたが、三女雪子の不仕合せは、もうその時分そろそろ結婚期になりかけていたのに
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
明治法律学校派の岸本辰雄たつお、熊野敏三としぞう、磯部四郎、本野一郎の諸博士を始め、宮城浩蔵君、杉村虎一とらかず君、城数馬じょうかずま君等が発表した「法典実施断行意見」と題するものの論旨および文字は
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
これは学友某の実見じっけんである。夜中になると戸棚から、今まで見た事もない素敵な美人が出て来て、辰雄たつおさん、此方こちら光来いらっしゃいなと無理に誘い出す。翌朝になると、屹度きっと蚊帳かやの外へ半身を出している。
取り交ぜて (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
辰雄たつおは?」
メフィスト (新字新仮名) / 小山清(著)
辰雄たつおのこまもすごいいきおいをしてまわっていたが、けっきょく武夫たけおのこまが、どれもこれも、はじきとばして天下てんかりました。また、小山こやまは、こまを一つもたなくなったのです。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ねえ、辰雄たつおくん、いいだろう。」と、善吉ぜんきちがいいました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)