辨別わきまへ)” の例文
かれ我に、汝空しき思ひを懷けり、彼等を汚せる辨別わきまへなき生命いのちはいまかれらをくらまし、何者もかれらをわきまへがたし 五二—五四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
うへは、とおあきをとこのせりめた劍幕けんまくと、はたらきのないをんなだと愛想あいそかされようとおも憂慮きづかひから、前後ぜんご辨別わきまへもなく、棒縞ぼうじまあはせいですつもりで、かげではあつたが、かきそと
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)