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蹴放
ふりがな文庫
“蹴放”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けはな
92.9%
けはなし
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けはな
(逆引き)
昨夜
(
ゆふべ
)
の収めざる
蓐
(
とこ
)
の内に貫一は着のまま
打仆
(
うちたふ
)
れて、
夜着
(
よぎ
)
も
掻巻
(
かいまき
)
も
裾
(
すそ
)
の
方
(
かた
)
に
蹴放
(
けはな
)
し、
枕
(
まくら
)
に
辛
(
から
)
うじてその
端
(
はし
)
に
幾度
(
いくたび
)
か
置易
(
おきかへ
)
られし
頭
(
かしら
)
を
載
(
の
)
せたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その侍は牛の御前のほうから出て来て、おみやの
蹴放
(
けはな
)
されるのを見て、なに事とも知らぬまま、駆けつけたようであった。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
蹴放(けはな)の例文をもっと
(13作品)
見る
けはなし
(逆引き)
忠利の
冠
(
かんむり
)
の
紐
(
ひも
)
が城門の
蹴放
(
けはなし
)
——つまり門の
閾
(
しきい
)
——に
触
(
さわ
)
ったというので、それから以後忠利の家臣は勿論、代々の家来も皆、朝夕、この門を通行するのに
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蹴放(けはなし)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹴
常用漢字
中学
部首:⾜
19画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“蹴”で始まる語句
蹴
蹴出
蹴飛
蹴落
蹴上
蹴鞠
蹴散
蹴立
蹴込
蹴倒
“蹴放”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
作者不詳
夢野久作
北原白秋
山本周五郎
久生十蘭
吉川英治
泉鏡花
岡本綺堂