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財宝
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たから
ふりがな文庫
“
財宝
(
たから
)” の例文
旧字:
財寶
「往きて汝の
有
(
も
)
てる物をことごとく売りて、貧しき者に施せ。さらば
財宝
(
たから
)
を天に得む」「富めるものの神の国に入るはいかに
難
(
かた
)
いかな」
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
したばかりか、せっかく
掠
(
かす
)
めた汝の
財宝
(
たから
)
を汝の手から奪い返し盗まれた人々に返し与えた、
女来也
(
じょらいや
)
と名乗った女賊の張本、汝覚えておろうがの?
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「つつしみつつしみて申す。わが
先祖
(
おおおや
)
ここに
地下
(
ちのした
)
に
黄金
(
こがね
)
を埋ずめ給いてより、
梵天帝釈
(
ぼんてんたいしゃく
)
、天の神、地の神、暗の
財宝
(
たから
)
を守り護り給うて……つつしみつつしみて申す」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
門柱太しく立てし黒板塀、官員様ならば高等官三四等がものはある御
生活
(
くらし
)
向き。旦那様のお時計と指輪だけにても、確かに千円の
価値
(
ねうち
)
はと、隣の
財宝
(
たから
)
羨むものの秘かにお噂申しける。
今様夫婦気質
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
かかる世にうまれて弓矢とらん
躯
(
み
)
には、
一八
棠谿
(
たうけい
)
墨陽
(
ぼくやう
)
の
剣
(
つるぎ
)
、
一九
さてはありたきもの
財宝
(
たから
)
なり。されど
良
(
よき
)
剣
(
つるぎ
)
なりとて千人の
敵
(
あた
)
には
逆
(
むか
)
ふべからず。金の徳は
天
(
あめ
)
が下の人をも従へつべし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
「子孫のためだと? これはおかしい。そっくり
財宝
(
たから
)
を譲った方がどんなにか子供達は喜ぶかしれぬ」
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ナニ、
財宝
(
たから
)
が見つかったと?」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“財宝”の意味
《名詞》
財貨と宝物。宝。
(出典:Wiktionary)
“財宝(
宝
)”の解説
宝(たから)とは、その希少さや美しさゆえに貴重な物。財宝とも呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“財”で始まる語句
財布
財産
財
財嚢
財寶
財政
財貨
財物
財産家
財界