“墨陽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼくやう50.0%
ぼくよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かかる世にうまれて弓矢とらんには、一八棠谿たうけい墨陽ぼくやうつるぎ一九さてはありたきもの財宝たからなり。されどよきつるぎなりとて千人のあたにはむかふべからず。金の徳はあめが下の人をも従へつべし。
こんな乱世にうまれて、武士として生きるものにとっては、ほんとうにほしいものは棠谿とうけい墨陽ぼくようの如き名剣であり、それにくわえて財宝である。