“ぼくよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
濮陽50.0%
卜養25.0%
墨陽25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濮陽ぼくようの城内は混乱した。西の寨はたちまちに陥落して曹操の兵が旗を立てた。けれどはね起きた呂布が
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
狂歌は卜養ぼくよう貞柳ていりゅう未得みとくらの以後その吟咏にたくみなるものなかりしが故か、一時ややふるはず、安永末年あんえいばつねん朱楽菅江あけらかんこう唐衣橘洲からころもきっしゅう四方赤良よものあからら青年狂歌師の輩出するを待つて始めて再興せられたり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
こんな乱世にうまれて、武士として生きるものにとっては、ほんとうにほしいものは棠谿とうけい墨陽ぼくようの如き名剣であり、それにくわえて財宝である。