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負
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ぶ
ふりがな文庫
“
負
(
ぶ
)” の例文
「さあ、しっかりと
私
(
わたし
)
の
脊中
(
せなか
)
にお
負
(
ぶ
)
さりなさい。」と、
天使
(
てんし
)
はいいました。
少年
(
しょうねん
)
は、
天使
(
てんし
)
の
白
(
しろ
)
い
脊中
(
せなか
)
にしっかりと
抱
(
だ
)
きつきました。
町の天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
気が附くと、お向ひの家の奥さんらしい方が、いつも坊ちやんとお遊びになる小さい女のお子さんをおん
負
(
ぶ
)
なすつて、門の内に立つてお出でになつた。
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
宜
(
え
)
いたって
大
(
えか
)
くなっていやらしく成ったもんだから、間ア悪がって……早く
負
(
ぶ
)
っされよ、
少
(
ちい
)
さえうちは
大概
(
ていげえ
)
私
(
わし
)
が
負
(
おぶ
)
ったんだ、
情夫
(
おとこ
)
が居るもんだから見えして
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
負
(
ぶ
)
いばんてんの背をのぞくと、女の子らしい、何も知らずに眠っている。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
海老茶だ、あ、すかんぽだ、あ、お
襁褓
(
しめ
)
だ。あ、お
負
(
ぶ
)
っている。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
“負”の意味
《名詞》
(フ)実数で零(無)より小さい数。
(フ)悪い状態。否定的な状態。厭わしい状態。
(出典:Wiktionary)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
“負”を含む語句
背負
脊負
負傷
勝負
負惜
手負
負債
負傷者
請負
気負
引背負
背負梯子
贔負
負目
背負上
背負籠
背負子
御負
背負投
負嫌
...