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かたりいだ
ふりがな文庫
“
語出
(
かたりいだ
)” の例文
先生は更にわが
方
(
かた
)
には見向きもしたまはず破笠子を相手に
今朝
(
こんちょう
)
巴里
(
パリー
)
の
川上
(
かわかみ
)
(壮士役者音二郎が事なり)より新聞を郵送し
来
(
きた
)
れりとて巴里劇界の消息を
語出
(
かたりいだ
)
されぬ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
良
(
やゝ
)
時
(
とき
)
を
經
(
へ
)
て
乘客
(
じようかく
)
は、
活佛
(
くわつぶつ
)
——
今
(
いま
)
新
(
あら
)
たに
然
(
し
)
か
思
(
おも
)
へる——の
周圍
(
しうゐ
)
に
集
(
あつま
)
りて、
一條
(
いちでう
)
の
法話
(
ほふわ
)
を
聞
(
き
)
かむことを
希
(
こひねが
)
へり。
漸
(
やうや
)
く
健康
(
けんかう
)
を
囘復
(
くわいふく
)
したる
法華僧
(
ほつけそう
)
は、
喜
(
よろこ
)
んで
之
(
これ
)
を
諾
(
だく
)
し、
打咳
(
うちしはぶ
)
きつゝ
語出
(
かたりいだ
)
しぬ。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“語”で始まる語句
語
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語尾
語弊
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