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覗
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のぞき
ふりがな文庫
“
覗
(
のぞき
)” の例文
その弱味につけこみ
覗
(
のぞき
)
メガネの絵など高価に売りつけたり、学用品を横領したりしたことを。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
覗
(
のぞき
)
屋台がある。餅みたいなものを焼いて売っている店がある。ぴーぴーじゃんじゃんやかましい楽器を鳴らしている見世物もある。すべて昨日見物に歩いたときと同じ風景だ。
浮かぶ飛行島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
出して見せたる故
羨敷
(
うらやましく
)
思ひ我今百兩有らば安樂なるべし役に立ぬ寺への奉納と存じ
何方
(
いづかた
)
へ仕舞置やと
竊
(
ひそか
)
に
覗
(
のぞき
)
しに
重箪笥
(
かさねだんす
)
の引出へ入れたるを
能々
(
よく/\
)
見置
(
みおき
)
其夜
(
そのよ
)
丑刻頃
(
やつどきごろ
)
忍び込み右の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お使僧の説教は、彼女にとつては
覗
(
のぞき
)
からくりの
歌声
(
うたごえ
)
よりも猶無関心のものであつた。唇はたゞ動いて居るとしか思へなかつた。之を聴聞したい為に彼女はこゝへ来たのではない。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
はじめより小やの入り口を
閉
(
とざし
)
、人々ひそまりて
覗
(
のぞき
)
ゐたれば、こゝに人ありともおもはざるやうにて、大小の
竜燈
(
りうとう
)
二ツ三ツ小屋のまへ七八間さきにすゝみきたりしを、かれがひかりにすかしみれば
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
ちょうど
此方
(
こっち
)
の御飯が済んで台所を片付けておりましたら何だか大原さんのお家の方でゴタゴタする声が聞えますからちょいと駈出して
覗
(
のぞき
)
ましたところ、あのお代さんが
大
(
おおき
)
な声を揚て
泣
(
なく
)
やら
喚
(
わめく
)
やら
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
そう思うと
頻
(
しき
)
りに梯子を上って、青塗の桶の中が
覗
(
のぞき
)
たくなった。
暗い空
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はじめより小やの入り口を
閉
(
とざし
)
、人々ひそまりて
覗
(
のぞき
)
ゐたれば、こゝに人ありともおもはざるやうにて、大小の
竜燈
(
りうとう
)
二ツ三ツ小屋のまへ七八間さきにすゝみきたりしを、かれがひかりにすかしみれば
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
覗
漢検準1級
部首:⾒
12画
“覗”を含む語句
覗見
差覗
覗込
垣覗
覗眼鏡
覗機関
明巣覗
股覗
覗窓戸
覗目鏡
覗得
覗口
覗出
覗入
見覗
藪覗
付覗
窺覗
盲目覗
盗人覗
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