“盲目覗”の読み方と例文
読み方割合
めくらのぞ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここで、枕の位置がまると、寝台ねだいむきも、工合ぐあいも、方角も定まったので、どの道暗がりの中を、盲目覗めくらのぞきではあるが、ひらき、窓、卓子テエブル、戸棚の在所ありどころなどがしっかり知れる。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)