見学けんがく)” の例文
旧字:見學
神様かみさまのおみちおしえたり、また時々ときどきはあちこち見学けんがくにもしてたり、こころからきでなければとても小供こども世話せわつとまる仕事しごとではござらぬ。
ちょうど、みんなは、おおきな工場こうば見学けんがくして、いま、そのもんからたところで、先生せんせいのおはなしきながら、みなとのほうへ、あるいていたのでした。
心は大空を泳ぐ (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんどの王子の旅行は、おもてむき、おとなりの王国を見学けんがくにいかれるということになっているけれど、じつは王さまのお姫さまにあいにいくのだということでした。
学校がっこう先生せんせいが、七、八にん上級じょうきゅう生徒せいとをつれて交通整理こうつうせいり見学けんがくにとおったのです。先生せんせいたちが、いってしまうと、しん一も勇二ゆうじ善吉ぜんきち武夫たけおかおせました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)