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表面
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ひょうめん
ふりがな文庫
“
表面
(
ひょうめん
)” の例文
しかしながら、
波瀾
(
はらん
)
を
表面
(
ひょうめん
)
に見せないだけ、お政が内心の
苦痛
(
くつう
)
は
容易
(
ようい
)
なわけのものでなかった。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
もんどり
打
(
う
)
って、こっけいな
顔
(
かお
)
を
表面
(
ひょうめん
)
へだし、またびんの
底
(
そこ
)
に
沈
(
しず
)
みました。
どじょうと金魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道
(
みち
)
は、川の
表面
(
ひょうめん
)
のように
平
(
たいら
)
で、
綺麗
(
きれい
)
で、
車
(
くるま
)
の
輪
(
わ
)
や
靴
(
くつ
)
の
底
(
そこ
)
をしっかりと、しかし
気持
(
きもち
)
よく
支
(
ささ
)
えてくれます。これはわたしたちのお
祖父様方
(
じいさまがた
)
が
作
(
つく
)
って
下
(
くだ
)
さったものの
中
(
なか
)
でもいちばん
立派
(
りっぱ
)
なものです。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
扉Aというのはどこかと、球の
表面
(
ひょうめん
)
をさがしまわった結果、後ろの方に半ば土にうずもれて×扉A×と書いてあるものが見つかった。土を掘ってみると、扉Aはまるいふたのようなものであった。
三十年後の東京
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
止
(
や
)
むを得ず外国人に接して
表面
(
ひょうめん
)
に
和親
(
わしん
)
を表したるのみ。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
▼ もっと見る
泳
(
およ
)
いで行くことができたら一つの峯から次の
巌
(
いわ
)
へずいぶん
雑作
(
ぞうさ
)
もなく行けるのだが私はやっぱりこの
意地悪
(
いじわる
)
い大きな
彫刻
(
ちょうこく
)
の
表面
(
ひょうめん
)
に
沿
(
そ
)
ってけわしい処ではからだが
燃
(
も
)
えるようになり少しの
平
(
たい
)
らなところではほっと
息
(
いき
)
を
マグノリアの木
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“表面”の解説
表面(ひょうめん、en: surface)は、
物体の内部と外部との境界をなす面。
表裏がある物体について、表側の面。
(出典:Wikipedia)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“表面”で始まる語句
表面採集
表面近