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薪雜棒
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まきざつぽう
ふりがな文庫
“
薪雜棒
(
まきざつぽう
)” の例文
新字:
薪雑棒
長崎屋の井戸の中へ
汚
(
よご
)
れものを打ち込んだり、主人の七郎兵衞が夜道を歩いて居ると、
薪雜棒
(
まきざつぽう
)
でどやし付けたり、火をつけられた數だけでも三度。
銭形平次捕物控:277 和蘭の銀貨
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
粉鼻
(
こなはな
)
の
方
(
はう
)
さへえつて
鼻
(
はな
)
つん/\して
仕
(
し
)
やうありやしねえや、
本當
(
ほんたう
)
に
兼
(
かね
)
さんは
人
(
ひと
)
が
惡
(
わ
)
りいや、なんぼ
憎
(
にく
)
らしいか
知
(
し
)
れやしねえ、
其處
(
そこ
)
らに
薪雜棒
(
まきざつぽう
)
でも
有
(
あ
)
れば
打
(
ぶ
)
つ
飛
(
と
)
ばして
遣
(
や
)
りてえ
樣
(
やう
)
だ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
私
(
わたし
)
も
薪雜棒
(
まきざつぽう
)
を
持
(
も
)
つて
出
(
で
)
て、
亞鉛
(
トタン
)
と
一番
(
いちばん
)
、
鎬
(
しのぎ
)
を
削
(
けづ
)
つて
戰
(
たゝか
)
はうかな。」と
喧嘩
(
けんくわ
)
過
(
す
)
ぎての
棒
(
ぼう
)
ちぎりで
擬勢
(
ぎせい
)
を
示
(
しめ
)
すと、「まあ、
可
(
よ
)
かつたわね、ありがたい。」と
嬉
(
うれ
)
しいより、ありがたいのが
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
薪雜棒
(
まきざつぽう
)
ふられてか」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
薪
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
雜
部首:⾫
18画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“薪雜”で始まる語句
薪雜
薪雜木