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蔚然
ふりがな文庫
“蔚然”の読み方と例文
読み方
割合
うつぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつぜん
(逆引き)
遂
(
つひ
)
に
件
(
くだん
)
の
甕
(
かめ
)
に
騎
(
の
)
りて、もこ/\と
天上
(
てんじやう
)
す。
令史
(
れいし
)
敢
(
あへ
)
て
動
(
うご
)
かず、
昇
(
のぼ
)
ること
漂々
(
へう/\
)
として
愈々
(
いよ/\
)
高
(
たか
)
く、やがて、
高山
(
かうざん
)
の
頂
(
いたゞき
)
一
(
いつ
)
の
蔚然
(
うつぜん
)
たる
林
(
はやし
)
の
間
(
あひだ
)
に
至
(
いた
)
る。こゝに
翠帳
(
すゐちやう
)
あり。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
品
(
しな
)
は三
人連
(
にんづれ
)
で
東隣
(
ひがしどなり
)
へ
風呂
(
ふろ
)
を
貰
(
もら
)
ひに
行
(
い
)
つた。
東隣
(
ひがしどなり
)
といふのは
大
(
おほ
)
きな
一構
(
ひとかまへ
)
で
蔚然
(
うつぜん
)
たる
森
(
もり
)
に
包
(
つゝ
)
まれて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
背後に
蔚然
(
うつぜん
)
たる五山文学の学芸あり、世は南北朝の
暗澹
(
あんたん
)
たる底流の上に立って興廃常なき中に足利義満等の夢幻の如き栄華は一時に噴火山上の享楽を世上に流通せしめた。
美の日本的源泉
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
蔚然(うつぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
蔚
漢検準1級
部首:⾋
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“蔚”で始まる語句
蔚山
蔚山城
蔚州
蔚
蔚山籠城
“蔚然”のふりがなが多い著者
長塚節
高村光太郎
泉鏡太郎
泉鏡花