トップ
>
蒔
>
まき
ふりがな文庫
“
蒔
(
まき
)” の例文
四月にいたれば
田圃
(
たはた
)
の雪も
斑
(
まだら
)
にきえて、去年秋の
彼岸
(
ひがん
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐ雪の下に
萌
(
もえ
)
いで、梅は盛をすぐし桃桜は夏を春とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
主に口を利くのは
蒔
(
まき
)
だけで幾は心持その後に控へてゐる風があり、手伝と云つても台所の方にばかりゐて、滅多に人の多勢集つてゐる座敷の方へは姿を出さなかつた。
鳥羽家の子供
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
「地獄
蒔
(
まき
)
」と言って、同じ麦の種を蒔くにも、農夫は地勢に応じたことを考えるという話もした。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
喧嘩の種をお
蒔
(
まき
)
でない。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
四月にいたれば
田圃
(
たはた
)
の雪も
斑
(
まだら
)
にきえて、去年秋の
彼岸
(
ひがん
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐ雪の下に
萌
(
もえ
)
いで、梅は盛をすぐし桃桜は夏を春とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
尤
(
もつと
)
も、我輩は士族だから、一反歩は何坪あるのか、一
束
(
つか
)
に何斗の年貢を納めるのか、一升
蒔
(
まき
)
で何俵の
籾
(
もみ
)
が取れるのか、一体
年
(
ねん
)
に肥料が
何
(
ど
)
の位
要
(
い
)
るものか、
其様
(
そん
)
なことは
薩張
(
さつぱり
)
解らん。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
かゝる雪中なれども夏の
儲
(
まうけ
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐも雪の下に
萌
(
もえ
)
いでゝ、その用をなす㕝おそきとはやきのたがひはあれども
暖国
(
だんこく
)
にかはる㕝なし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
一体にこの辺では百坪を一升
蒔
(
まき
)
と
称
(
とな
)
え、一ツカを三百坪に算し、一升の籾は二百八十目に量って取立てる、一ツカと言っても実際三百坪は無い、三百坪なくて取立てるのはその割で取る
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かゝる雪中なれども夏の
儲
(
まうけ
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐも雪の下に
萌
(
もえ
)
いでゝ、その用をなす㕝おそきとはやきのたがひはあれども
暖国
(
だんこく
)
にかはる㕝なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蒔
漢検準1級
部首:⾋
13画
“蒔”を含む語句
蒔絵
金蒔絵
遅蒔
高蒔絵
蒔繪
蒔直
稗蒔
種蒔
麦蒔
金高蒔絵
蒔付
豆蒔
頻蒔
夜蒔
蒔絵師
晩蒔
蒔繪師
金蒔繪
高蒔繪
蒔田
...