“麦蒔”のいろいろな読み方と例文
旧字:麥蒔
読み方割合
むぎまき75.0%
むぎま25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで陽暦の三月十五日頃から九月十五日まで夏で、その他は冬です。で、もはや陽暦の三月、四月頃から畑を耕してぼつぼつ麦蒔むぎまきにかかる。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
今年の自家うちの麦は、大麦も小麦も言語道断の不作だ。仔細は斯様こうである。昨秋の麦蒔むぎまき馬糞ばふん基肥もとごえに使った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
晴れた日には広い畑に出てなれぬ仕事、稲こぎや麦蒔むぎまきなどの手伝いなどもできるくらいになりましたから、あまり心配しないで下さい。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)