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麦蒔
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むぎまき
ふりがな文庫
“
麦蒔
(
むぎまき
)” の例文
旧字:
麥蒔
それで陽暦の三月十五日頃から九月十五日まで夏で、その他は冬です。で、もはや陽暦の三月、四月頃から畑を耕してぼつぼつ
麦蒔
(
むぎまき
)
にかかる。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
今年の
自家
(
うち
)
の麦は、大麦も小麦も言語道断の不作だ。仔細は
斯様
(
こう
)
である。昨秋の
麦蒔
(
むぎまき
)
に
馬糞
(
ばふん
)
を
基肥
(
もとごえ
)
に使った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
麦蒔
(
むぎまき
)
やいつまで休む老一人
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
品川堀を渡って、展望台の方へ行くと、下の畑で
鉢巻
(
はちまき
)
をした
禿頭
(
はげ
)
の
爺
(
じい
)
さんが
堆肥
(
つくて
)
の
桶
(
おけ
)
を
担
(
かつ
)
いで、
媳
(
よめ
)
か娘か一人の女と若い男と三人して
麦蒔
(
むぎまき
)
をして居る。爺さんは桶を
下
(
お
)
ろし、鉢巻をとって、
目礼
(
もくれい
)
した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
麦
常用漢字
小2
部首:⿆
7画
蒔
漢検準1級
部首:⾋
13画
“麦”で始まる語句
麦酒
麦藁
麦
麦稈
麦藁帽
麦稈帽
麦藁帽子
麦畑
麦畠
麦秋