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目礼
ふりがな文庫
“目礼”の読み方と例文
旧字:
目禮
読み方
割合
もくれい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくれい
(逆引き)
しかし、いまの一手で満足したものか、千葉周作(と思える人物)は、こちらへ軽く
目礼
(
もくれい
)
をし白川久三郎を
伴
(
つ
)
れて、道場から出ていった。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
左右からせきたてて、小船の
板子
(
いたご
)
をしいた死の
座
(
ざ
)
へ
伊那丸
(
いなまる
)
をひかえさせた。そして
床几
(
しょうぎ
)
にかけた
梅雪
(
ばいせつ
)
に
目礼
(
もくれい
)
をしてひきさがる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女は
慇懃
(
いんぎん
)
に
会釈
(
えしゃく
)
をした。貧しい身なりにも
関
(
かかわ
)
らず、これだけはちゃんと
結
(
ゆ
)
い上げた
笄髷
(
こうがいまげ
)
の頭を下げたのである。神父は
微笑
(
ほほえ
)
んだ眼に
目礼
(
もくれい
)
した。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
目礼(もくれい)の例文をもっと
(9作品)
見る
“目礼”の意味
《名詞》
目と目とをあわせて挨拶すること。また、その礼。
(出典:Wiktionary)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論
“目礼”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
吉川英治
夏目漱石
岡本かの子
山本周五郎
芥川竜之介