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脊負揚
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しよいあげ
ふりがな文庫
“
脊負揚
(
しよいあげ
)” の例文
矢張
(
やはり
)
男
(
をとこ
)
が
恋
(
こひ
)
しく、
其学生
(
そのがくせい
)
が
田舎
(
ゐなか
)
から
細君
(
さいくん
)
を
連
(
つ
)
れて
来
(
く
)
るまで
附纏
(
つきまと
)
つたと
云
(
い
)
ふだけの、
事実談
(
じじつだん
)
に
過
(
す
)
ぎぬのであるが、
文
(
ふみ
)
を
脊負揚
(
しよいあげ
)
に
仕舞
(
しま
)
つて
置
(
お
)
いた一
事
(
じ
)
が、
何
(
なん
)
となく
私
(
わたし
)
の
記憶
(
きおく
)
に
遺
(
のこ
)
つてゐる。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
其女
(
そのをんな
)
は
才
(
さい
)
も
働
(
はたら
)
き、
勉強
(
べんきやう
)
も
出来
(
でき
)
、
優
(
すぐ
)
れて
悧巧
(
りこう
)
な
質
(
たち
)
であつたが、
或時
(
あるとき
)
脊負揚
(
しよいあげ
)
のなかゝら
脱落
(
ぬけお
)
ちた
男
(
をとこ
)
の
文
(
ふみ
)
で、
其保護者
(
そのほごしや
)
の
親類
(
しんるゐ
)
の
細君
(
さいくん
)
に
感
(
かん
)
づかれ、一
時
(
じ
)
学校
(
がくかう
)
も
停
(
と
)
められて、
家
(
うち
)
に
禁足
(
きんそく
)
されてゐたが
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
脊
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“脊負”で始まる語句
脊負
脊負葛籠
脊負上
脊負出
脊負子
脊負投
脊負込