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背伸
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せの
ふりがな文庫
“
背伸
(
せの
)” の例文
背伸
(
せの
)
びをして、三
尺
(
じゃく
)
の
戸棚
(
とだな
)
の
奥
(
おく
)
を
探
(
さぐ
)
っていた
春重
(
はるしげ
)
は、
闇
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
から
重
(
おも
)
い
声
(
こえ
)
でこういいながら、もう一
度
(
ど
)
、ごとりと
鼠
(
ねずみ
)
のように
音
(
おと
)
を
立
(
た
)
てた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
鳥
(
とり
)
たちが、この
木
(
き
)
の
姿
(
すがた
)
を
目
(
め
)
あてに、
雲
(
くも
)
はるかのかなたから
飛
(
と
)
んでくると
思
(
おも
)
うと、
木
(
き
)
はいっそう
高
(
たか
)
く
背伸
(
せの
)
びをするように、
夕日
(
ゆうひ
)
の
中
(
なか
)
に
輝
(
かがや
)
いたのでした。
大きなかしの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なにをするか……と、見ていると、ピタリ肩落しにつけていた大刀を口にくわえた右近、スッと
背伸
(
せの
)
びをして、帯を締め直し出した。五つの
剣輪
(
けんりん
)
の中である。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
伸
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“背”で始まる語句
背後
背
背負
背中
背丈
背戸
背嚢
背向
背景
背馳