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聞及
読み方 | 割合 |
きゝおよ | 66.7% |
ききおよ | 16.7% |
きゝおよび | 16.7% |
「さて/\
強き
御力かな、そなたは
聞及びし
諏訪越中な。さらば
某も
慮外ながら
一しつぺい
仕らむ、うけて
御覧候へ。」
向う側の其の深い
樹立の中に、小さく穴の
蓋を
外づしたやうに、あか/\と
灯影の
映すのは、
聞及んだ鍵屋であらう、二軒の
他は無い
峠。
以手紙申入候未だ
不得御意候得共
其許之鍼術聞及候に付申入候此度
旦那儀癪氣にて甚だ難儀
被致候に付療治請られ
度候間
乍御苦勞今日中に御出被下度
尤も
拙者宅迄御入來に預り度候
餘者其
節萬端可申述候以上