“被致”の読み方と例文
読み方割合
いたされ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客観主観感情理窟の語につきて、あるいは愚意を誤解被致(いたされ)をるにや。全く客観的に詠みし歌なりとも感情を本としたるは言を竢(ま)たず。
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
学んだ品川正徳寺の住職密乗上人がその郷友に寄せた書簡に「天民翁去秋より病気に御座候処春来度々吐血等被致(いたされ)、即当二月十一日暁寅(とら)の刻物故(ぶっこ)被致、昨十三日午時浅草光感寺と申す浄家の寺に葬す。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
以手紙申入候未だ不得御意(ぎよいをえず)候得共其許之(そのもとの)鍼術(しんじゆつ)聞及(きゝおよび)候に付申入候此度旦那儀(だんなぎ)癪氣(しやくき)にて甚だ難儀被致(いたされ)候に付療治請られ度(たく)候間乍御苦勞(ごくらうながら)今日中に御出被下度尤(もつと)も拙者宅迄(せつしやたくまで)御入來に預り度候餘者(よは)其節(せつ)萬端(ばんたん)可申述候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)