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聞及
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きゝおよ
ふりがな文庫
“
聞及
(
きゝおよ
)” の例文
「さて/\
強
(
つよ
)
き
御力
(
おちから
)
かな、そなたは
聞及
(
きゝおよ
)
びし
諏訪越中
(
すはゑつちう
)
な。さらば
某
(
それがし
)
も
慮外
(
りよぐわい
)
ながら
一
(
ひと
)
しつぺい
仕
(
つかまつ
)
らむ、うけて
御覧候
(
ごらんさふら
)
へ。」
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「海北の画
驚目候
(
めをおどろかしそろ
)
、相違はあるまじく
存候
(
ぞんじそろ
)
。さりながら素人の目と医者と土蔵とは真実あてにならぬ物と
聞及
(
きゝおよ
)
び
候
(
そろ
)
。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
立出しが
偖々
(
さて/\
)
不思議
(
ふしぎ
)
なる事もあるものかな此山崎町へ來りて
我等
(
われら
)
が仲間に
入
(
いり
)
袖乞
(
そでごひ
)
に出る者が今日は斯の如く立派なる
身形
(
みなり
)
にて然も稻葉樣へ
行
(
ゆく
)
と云は
何分
(
なにぶん
)
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ず文右衞門は
舊
(
もと
)
越後家の浪人と
聞及
(
きゝおよ
)
びしが苦し
紛
(
まぎ
)
れに切取り
強盜
(
がうたう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
郎
(
らう
)
征伐
(
せいばつ
)
のよしを
聞及
(
きゝおよ
)
び、
願
(
ねが
)
はくは
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
及
常用漢字
中学
部首:⼜
3画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞分
聞惚
聞咎
聞書
聞糺
聞人
聞召