“総体”のいろいろな読み方と例文
旧字:總體
読み方割合
そうたい80.0%
いつたい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵は幼少の頃、頭に疔(ちょう)という腫物(はれもの)を病んだことがある。そのため月代(さかやき)を剃(そ)ると醜いといって、生涯、額(ひたい)を剃らずに、髪はいつも総体(そうたい)に伸ばしていた。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はい、これは五十年(ねん)ばかり前(まへ)までは人(ひと)が歩行(ある)いた旧道(きうだう)でがす。矢張(やツぱり)信州(しんしう)へ出(で)まする、前(さき)は一つで七里(り)ばかり総体(そうたい)近(ちか)うござりますが、いや今時(いまどき)往来(わうらい)の出来(でき)るのぢやあござりませぬ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
さても彼等のあの家が、今では総体(いつたい)に心地よく