“絹紐:リボン” の例文
“絹紐:リボン”を含む作品の著者(上位)作品数
夏目漱石2
濃いむらさき絹紐リボンに、怒をあつめて、ほろくぐるときにさっとふるわしたクレオパトラは、突然と玄関に飛び上がった。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
赤に白く唐草からくさを浮き織りにした絹紐リボンを輪に結んで、額から髪の上へすぽりとめた間に、海棠かいどうと思われる花を青い葉ごと、ぐるりとした。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「叔父さんの?」と軽く聞き返して、急に声を落すと「だって……」と云うや否や、黒い眸は長い睫の裏にかくれた。派出はでな色の絹紐リボンがちらりと前の方へ顔を出す。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)