“絵紙”の読み方と例文
読み方割合
えがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絵紙えがみはなかったけれど、はなし上手じょうずで、がしてみんなは感心かんしんしてきいていました。おはなしわると、おじさんは、あめをけてくれました。
夏の晩方あった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
子供こどもたちは、薬売くすりうりの小父おじさんのくれた絵紙えがみしてたりしました。そのには、白壁しらかべいえがあり、やなぎがあり、まちがあり、はしがありかわながれていました。
二番めの娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
はたして、薬売くすりうりの小父おじさんは、なつのはじめにやってきました。そして、こんどはお土産みやげに、二ばんめのおんなに、あかたまをくれました。ほかのには、西にしくにまち絵紙えがみなどをくれました。
二番めの娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)