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約
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ちかひ
伯氏は菊花の
約を重んじ、命を捨てて百里を
来しは
信ある
極なり。士は今尼子に
媚びて
一三六骨肉の人をくるしめ、此の
一三七横死をなさしむるは友とする
信なし。
兄長今夜菊花の
約に
特来る。
一〇九酒殽をもて迎ふるに、
再三辞み給うて云ふ。しかじかのやうにて
約に
背くがゆゑに、
自ら
刃に伏して
陰魂百里を来るといひて見えずなりぬ。
老母問ひていふ。
伯氏赤穴が
約にたがふを
怨むるとならば、
明日なんもし来るには
一〇七言なからんものを。汝かくまで
一〇八をさなくも愚かなるかとつよく
諫むるに、左門
漸答へていふ。
“約”の意味
《名詞》
(ヤク) 約束すること。とりきめ。誓い。
(ヤク) 縮めたもの。短縮すること。
(ヤク) 約音の略称。
《動詞》
約する(ヤク-す、ヤク-する サ変動詞)
(ヤク) 約束する。
(ヤク) つづめる。縮める。短縮する。
(ヤク) 約分する。
(出典:Wiktionary)