“新約全書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
バイブル66.7%
しんやくぜんしょ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脱いだ袴を疊んで、桃色メリンスの袴下を、同じ地の、大きく菊模樣を染めた腹合せの平生帶ふだんおびへると、智惠子は窓の前の机に坐つて、襟を正して新約全書バイブルを開いた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
脱いだ袴を畳んで、桃色メリンスの袴下はかましたを、同じ地の、大きく菊模様を染めた腹合せの平生ふだん帯に換へると、智恵子は窓の前の机に坐つて、襟を正して新約全書バイブルを開いた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
占部うらべさんは書棚から小形の新約全書しんやくぜんしょを取って
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)