“平生帶”の読み方と例文
読み方割合
ふだんおび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脱いだ袴を疊んで、桃色メリンスの袴下を、同じ地の、大きく菊模樣を染めた腹合せの平生帶ふだんおびへると、智惠子は窓の前の机に坐つて、襟を正して新約全書バイブルを開いた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)