“破約”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はやく66.7%
ふい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父との約束を反古ほごにしようとするとき、父がもし何とか反対することがあってはという心配から、その時の用意にと、叔父の破約はやくの味方になってくれるように
「隆景のことばはもっともと思う。この際、破約はやくして、ふたたび秀吉を敵とすることは避けたい」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
きいちゃんのお蔭で空気銃は買えなくなる。遠眼鏡は破約ふいになる。背中は未だぴりぴりする。真正に非道ひどい目にあった。それで忠公は少しも叱られやしない。何処までも運のい野郎だ。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)