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端艇競漕
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ボートレース
ふりがな文庫
“
端艇競漕
(
ボートレース
)” の例文
今年の七月、北米の大湖エリーの水上で
端艇競漕
(
ボートレース
)
のあった時、その時々刻々の景況を陸上に報ずるためテルマと名づくる小蒸気船に無線電話機を載せて現場に臨ませた。
話の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
一同
(
いちどう
)
の
無聊
(
むれう
)
を
慰
(
なぐさ
)
めんが
爲
(
た
)
めに
凖備
(
じゆんび
)
して
來
(
き
)
た
事
(
こと
)
とて「テニス、コード」も
射的塲
(
しやてきば
)
も
仲々
(
なか/\
)
整頓
(
せいとん
)
したものである、
然
(
しか
)
し、
此
(
この
)
島
(
しま
)
で
一番
(
いちばん
)
流行
(
はや
)
るのは
端艇競漕
(
ボートレース
)
と
野球競技
(
ベースボール
)
とであつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
唯
(
ただ
)
遊んだという方に過ぎないが、
端艇競漕
(
ボートレース
)
などは
先
(
ま
)
ず好んで
行
(
や
)
った方であろう。
私の経過した学生時代
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
端艇競漕
(
ボートレース
)
は
本職
(
ほんしよく
)
の
事
(
こと
)
だから
流行
(
はや
)
るのも
無理
(
むり
)
は
無
(
な
)
いが、
大事
(
かんじん
)
の
端艇
(
ボート
)
は
甞
(
かつ
)
て
起
(
おこ
)
つた
大颶風
(
だいぐふう
)
の
爲
(
た
)
めに
大半
(
たいはん
)
紛失
(
ふんしつ
)
してしまつたので、
今
(
いま
)
殘
(
のこ
)
つて
居
(
を
)
るのは「ギク」一
隻
(
さう
)
、「カツター」二
隻
(
さう
)
で、
櫂
(
オール
)
も
餘程
(
よほど
)
不揃
(
ふぞろひ
)
なので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
艇
常用漢字
中学
部首:⾈
13画
競
常用漢字
小4
部首:⽴
20画
漕
漢検準1級
部首:⽔
14画
“端艇競”で始まる語句
端艇競争