“ボートレース”の漢字の書き方と例文
語句割合
端艇競漕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年の七月、北米の大湖エリーの水上で端艇競漕ボートレースのあった時、その時々刻々の景況を陸上に報ずるためテルマと名づくる小蒸気船に無線電話機を載せて現場に臨ませた。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
一同いちどう無聊むれうなぐさめんがめに凖備じゆんびしてこととて「テニス、コード」も射的塲しやてきば仲々なか/\整頓せいとんしたものである、しかし、このしま一番いちばん流行はやるのは端艇競漕ボートレース野球競技ベースボールとであつた。
ただ遊んだという方に過ぎないが、端艇競漕ボートレースなどはず好んでった方であろう。
私の経過した学生時代 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
端艇競漕ボートレース本職ほんしよくことだから流行はやるのも無理むりいが、大事かんじん端艇ボートかつおこつた大颶風だいぐふうめに大半たいはん紛失ふんしつしてしまつたので、いまのこつてるのは「ギク」一さう、「カツター」二さうで、オール餘程よほど不揃ふぞろひなので