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突羽根
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つくばね
ふりがな文庫
“
突羽根
(
つくばね
)” の例文
萬歳
(
まんざい
)
の
鼓
(
つゞみ
)
遙
(
はる
)
かに、
鞠唄
(
まりうた
)
は
近
(
ちか
)
く
梅
(
うめ
)
ヶ
香
(
か
)
と
相
(
あひ
)
聞
(
き
)
こえ、
突羽根
(
つくばね
)
の
袂
(
たもと
)
は
松
(
まつ
)
に
友染
(
いうぜん
)
を
飜
(
ひるがへ
)
す。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一ト月と同じ職も無くて霜月より春へかけては
突羽根
(
つくばね
)
の内職、夏は檢査場の氷屋が手傳ひして、呼聲をかしく客を引くに上手なれば、人には調法がられぬ、
去年
(
こぞ
)
は
仁和賀
(
にわか
)
の臺引きに出しより
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一ト月と同じ職も無くて
霜月
(
しもつき
)
より春へかけては
突羽根
(
つくばね
)
の内職、夏は検査
場
(
ば
)
の氷屋が手伝ひして、呼声をかしく客を引くに上手なれば、人には調法がられぬ、
去年
(
こぞ
)
は仁和賀の台引きに
出
(
いで
)
しより
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一ト
月
(
つき
)
と
同
(
おな
)
じ
職
(
しよく
)
も
無
(
な
)
くて
霜月
(
しもつき
)
より
春
(
はる
)
へかけては
突羽根
(
つくばね
)
の
内職
(
ないしよく
)
、
夏
(
なつ
)
は
檢査塲
(
けんさば
)
の
氷屋
(
こほりや
)
が
手傳
(
てつだ
)
ひして、
呼聲
(
よびごゑ
)
をかしく
客
(
きやく
)
を
引
(
ひ
)
くに
上手
(
じやうず
)
なれば、
人
(
ひと
)
には
調法
(
てうはう
)
がられぬ、
去年
(
こぞ
)
は
仁和賀
(
にわか
)
の
臺引
(
だいひ
)
きに
出
(
いで
)
しより
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“突羽根”で始まる語句
突羽根草