“稜:りょう” の例文
“稜:りょう”を含む作品の著者(上位)作品数
宮沢賢治3
寺田寅彦1
小栗虫太郎1
海野十三1
エドガー・アラン・ポー1
“稜:りょう”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術理論 美学4.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
暗礁の頂上が、磨ぎすましたように、三角のりょうをつくって、上を向いているのであった。それで、三角暗礁の名があった。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
雲が白くて光ってゐる。早池峰はやちねの西どなりの群青ぐんじゃうの山のりょうが一つよどんだ白雲に浮き出した。薬師岳だ。雲のために知らなかった薬師岳の稜を見るのだ。
山地の稜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
竹のぎ肌になんともいえないりょう線と神経がとおっている。
正倉院展を観る (新字新仮名) / 吉川英治(著)
〕けわしい二つのりょうち、くらくて雲かげにいる。
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
〕けはしい二つのりょうを持ち、暗くて雲かげにゐる。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
そのへやは、雷文様の浮彫にモスク風を加味した面取作りラスチック・スタイルで、三つ並びの角張ったりょうが、壁から天井まで並行なひだをなし、その多くの襞が格子を組んでいる天井の中央からは、十三燭形の古風な装飾灯シャンデリヤが下っていた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「すべての温かいもの、すべての愛は円か楕円だえんかの形をもち、螺旋状その他の曲線を描いてゆく。冷たいもの、無関心なもののみが直線でりょうをもつ。兵隊を縦列に配置しないで環状に組立てたならば、闘争をしないで舞踏ぶとうをするであろう{1}」といった者がある。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
その原因、満潮および干潮にさいして漲落ちょうらくする波濤が岩石および暗礁のりょうに激して互いに衝突するためにほかならず、海水はその岩石暗礁にせきとめられて瀑布のごとく急下す、かくて潮の上ること高ければその落下はますます深かるべく、これらの当然の結果として旋渦せんかすなわち渦巻を生じ
これもおもしろい試みであろうが、どうせここまで来るくらいなら、いっそのこと、もう一歩進んで、たとえば碁盤目に雑多の表象を配列してクロスワード・パズルのようなものを作るとか、あるいは六面体八面体十二面体の面やりょうに字句を配置してそれをぐるぐる回転するとかいうところまで行ってはどうかと思うのである。
俳句の型式とその進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)