“漲落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうらく50.0%
みちひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
満潮および干潮にさいして漲落ちょうらくする波濤が岩石および暗礁のりょうに激して互いに衝突するためにほかならず、海水はその岩石暗礁にせきとめられて瀑布のごとく急下す
橄欖オリワの林に隱顯せる富人の別業べつげふの邊よりははるかに高く、二塔の巓を摩する古城よりは又逈に低く、一叢ひとむらの雲は山腹に棚引きたり。われ。彼雲の中にみて、大海のしほ漲落みちひを觀ばや。夫人。さなり。