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禍
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まが
ふりがな文庫
“
禍
(
まが
)” の例文
主人の甲斐が、しだいに黒い
禍
(
まが
)
まがしいものに包まれてゆくのを見るおもいがして、眼をあげることもできない、というようすであった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
禍
(
まが
)
の
方士
(
はうし
)
の
鬚
(
ひげ
)
である
藻草
(
もぐさ
)
の
下
(
した
)
、深淵の底に眠つてゐられる、
忘却
(
ばうきやく
)
の花は、その眼の
窩
(
くぼ
)
を
貫
(
つらぬ
)
いて咲いてゐる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
この
二神
(
ふたはしら
)
は、かの穢き
繁
(
し
)
き國に到りたまひし時の、
汚垢
(
けがれ
)
によりて成りませる神なり。次にその
禍
(
まが
)
を直さむとして成りませる神の名は、
神直毘
(
かむなほび
)
の神。次に
大直毘
(
おほなほび
)
の神
一一
。次に
伊豆能賣
(
いづのめ
)
一二
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
大空に円き日輪血のごとし
禍
(
まが
)
つ
監獄
(
ひとや
)
にわれ
堕
(
お
)
ちてゆく
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
人を囚へて惡逆の淵に突きおとす人生の
禍
(
まが
)
つ
事
(
ごと
)
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
▼ もっと見る
窓ぢかに
偸立
(
ぬすだ
)
つ『
禍
(
まが
)
』の
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
芽
(
め
)
ぐむや、
禍
(
まが
)
の
妖惑
(
まよはし
)
。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
おほ
禍
(
まが
)
つびの
城壁
(
じやうへき
)
に
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
禍
(
まが
)
つ狼。
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
禍
(
まが
)
つ狼。
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“禍”の解説
禍(か)
(出典:Wikipedia)
禍
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
“禍”を含む語句
災禍
禍害
禍殃
禍根
奇禍
禍乱
禍機
禍津日
禍福
禍事
八十禍津日
大禍津日
惨禍
禍因
黄禍論
戦禍
吉凶禍福
筆禍
筆禍史
言八十禍津日
...