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奇禍
ふりがな文庫
“奇禍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きか
84.6%
きくわ
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きか
(逆引き)
次郎と月江とは、道々もうわさをして来たそのおりんが、生埋めという、
稀有
(
けう
)
な
奇禍
(
きか
)
に会ったと聞いても、にわかに信じかねました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そういう風説のある中に余りこの国について日本に紹介しようとして調べた事がかえって
奇禍
(
きか
)
を買うような事になっては
詰
(
つま
)
らぬ。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
奇禍(きか)の例文をもっと
(11作品)
見る
きくわ
(逆引き)
全然
(
ぜんぜん
)
進退
(
しんたい
)
の
自由
(
じゆう
)
を
失
(
うしな
)
つたら
夫
(
それ
)
こそ
大變
(
たいへん
)
、
自
(
みづか
)
ら
進
(
すゝ
)
んで
奇禍
(
きくわ
)
を
招
(
まね
)
くやうなものです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「私に一人の伯母があるのです、世を
厭
(
いと
)
うて秩父の山奥に
孤独
(
ひとり
)
して居ります、今年既に七十を越して、
尚
(
な
)
ほ
钁鑠
(
くわくしやく
)
としては居りますが、一朝私の
奇禍
(
きくわ
)
を伝へ聞ませうならば——」語断えて涙
滴々
(
てき/\
)
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
奇禍(きくわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“奇禍”の意味
《名詞》
不意におこる災難。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
禍
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
“奇”で始まる語句
奇
奇麗
奇蹟
奇怪
奇妙
奇異
奇特
奇矯
奇瑞
奇態
“奇禍”のふりがなが多い著者
石井研堂
押川春浪
木下尚江
吉川英治
福沢諭吉
菊池寛
海野十三
岡本綺堂