“黄禍論”の読み方と例文
読み方割合
こうかろん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄人(こうじん)の私をして白人の黄禍論(こうかろん)を信ぜしめる間は、君らは須(すべから)く妻を叱咜(しった)し子を虐(しいた)げ太白(たいはく)を挙げてしかして帝国万歳を三呼(さんこ)なさい。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
これが黄禍論(こうかろん)の起った根本である。東洋の悪魔征伐の名の下(もと)に正直なる露帝を、独帝の悪魔が誘惑して東洋に送らした。その時に白人を代表して日本を征伐すると言った。
吾人の文明運動 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
カイゼルが民族的感情を煽(あお)るために黄禍論(こうかろん)を提唱するの妄挙を為すに至るのも、やはり彼をしてかかる民族的僻見に陥らしむべき歴史的因縁が存在してこれに至ったもので、民族の相異なる
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)