)” の例文
ホカイビトはすなわち「ぐ」人で、その語がただちに乞食を示すの語となっている。今も地方によっては、乞食の事をホイトという。ホカイビトの略称である。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
島の宮のも、寿をぐ為の目的から、伝来どほりの名を負せた代用動物だと定めてよい。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
なまけつつ十年ととせを経たりおこたりて十歳ととせ過ぎけむことをしおもふ君をぎつつ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
よろこびに今ぞわがごとがへ蟲。地に歌たりし幸や秋。
短歌 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
ぎまつれ、大やまと。皇國すめらみくに
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
これは「ことほぎ」(言祝ことほぎ)で、言葉で以てぐの意であります。そこで祝言ほぎごとのことをば「寿詞じゅし」とも書いてあります。その言祝ことほぎをなす人を「ほかいびと」と云います。
百千代ももちよぎてとどろく大砲おほづつこたへとよもす春の群山むらやま
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
まめやかに安息あんそくの日をぐは
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いざげよ日のただ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いざげよ日のただ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)