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祝
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ほ
ふりがな文庫
“
祝
(
ほ
)” の例文
ホカイビトはすなわち「
祝
(
ほ
)
ぐ」人で、その語がただちに乞食を示すの語となっている。今も地方によっては、乞食の事をホイトという。ホカイビトの略称である。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
島の宮のも、寿を
祝
(
ほ
)
ぐ為の目的から、伝来どほりの名を負せた代用動物だと定めてよい。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
なまけつつ
十年
(
ととせ
)
を経たりおこたりて
十歳
(
ととせ
)
過ぎけむことをしおもふ君を
祝
(
ほ
)
ぎつつ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
よろこびに今ぞわがごと
祝
(
ほ
)
がへ蟲。地に歌たりし幸や秋。
短歌
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
祝
(
ほ
)
ぎまつれ、大やまと。
皇國
(
すめらみくに
)
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
これは「ことほぎ」(
言祝
(
ことほぎ
)
)で、言葉で以て
祝
(
ほ
)
ぐの意であります。そこで
祝言
(
ほぎごと
)
のことをば「
寿詞
(
じゅし
)
」とも書いてあります。その
言祝
(
ことほぎ
)
をなす人を「ほかいびと」と云います。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
百千代
(
ももちよ
)
と
祝
(
ほ
)
ぎてとどろく
大砲
(
おほづつ
)
に
応
(
こた
)
へとよもす春の
群山
(
むらやま
)
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
まめやかに
安息
(
あんそく
)
の日を
祝
(
ほ
)
ぐは
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いざ
祝
(
ほ
)
げよ日の
直
(
ただ
)
射
(
さ
)
す
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いざ
祝
(
ほ
)
げよ日の
直
(
ただ
)
射
(
さ
)
す
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
祝
常用漢字
小4
部首:⽰
9画
“祝”を含む語句
祝言
祝詞
祝着
祝福
祝儀
祝日
巫祝
祝部
御祝儀
祝融
祝盃
言祝
祝酒
御祝言
祝事
祝宴
心祝
御祝
祝意
内祝言
...