“巫祝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしゅく40.0%
かんなぎ20.0%
のろくもい20.0%
みこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呪術や祭祀を行い神人の媒介をする巫祝ふしゅくが神と思われることがあるのと同じ意味で、君主みずからが神としても考えられることがある。
そうして、彼は薫炉の上で波紋を描く煙のあやを見詰めながら、今や巫祝かんなぎの言葉を伝えようとした時、突然、長羅は彼の傍へ飛鳥のように馳けて来た。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
同地の巫祝のろくもいの佩玉の実際を視察し、かつこれに関する説話をも聞くを得て、啓発せらるるところすこぶる多かったがために、本誌〔(『歴史地理』)〕更新のこの新年号において
八坂瓊之曲玉考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
巫祝みこに託して、神詠の御答えに
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)