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巫祝
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ふしゅく
ふりがな文庫
“
巫祝
(
ふしゅく
)” の例文
呪術や祭祀を行い神人の媒介をする
巫祝
(
ふしゅく
)
が神と思われることがあるのと同じ意味で、君主みずからが神としても考えられることがある。
建国の事情と万世一系の思想
(新字新仮名)
/
津田左右吉
(著)
これもまたまことの稲ではないのだろう。かくのごとき因縁を思い合わすときは
巫祝
(
ふしゅく
)
の徒が山中にあって神意を受けたと称して、こうした地を田とするものもなしとはいいがたい。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
しかるに霧島附近の地方では近世まで
兵道者
(
ひょうどうしゃ
)
と称する一種の階級がある。武芸などに関係あるものではなくて、深山に入って行を修する下級の
巫祝
(
ふしゅく
)
であったこと、『
倭文麻環
(
しずのおだまき
)
』などに見えている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
巫
漢検1級
部首:⼯
7画
祝
常用漢字
小4
部首:⽰
9画
“巫”で始まる語句
巫女
巫山戯
巫子
巫覡
巫
巫山
巫来
巫術
巫蠱
巫山戲