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祖父殿
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おんぢいどん
ふりがな文庫
“
祖父殿
(
おんぢいどん
)” の例文
其
(
そ
)
の
祖父殿
(
おんぢいどん
)
はの、
山伏
(
やまぶし
)
の
姿
(
すがた
)
した
旅
(
たび
)
の
修業者
(
しゆげふじや
)
が、
道陸神
(
だうろくじん
)
の
傍
(
そば
)
に
病倒
(
やみたふ
)
れたのを
世話
(
せわ
)
して、
死水
(
しにみづ
)
を
取
(
と
)
らしつけ……
其
(
そ
)
の
修業者
(
しゆげふじや
)
に
習
(
なら
)
つた
言
(
い
)
ひます。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
天守
(
てんしゆ
)
の
下
(
した
)
へも
穴
(
あな
)
が
徹
(
とほ
)
つて、お
城
(
しろ
)
の
抜道
(
ぬけみち
)
ぢや
言
(
い
)
ふ
不思議
(
ふしぎ
)
な
沼
(
ぬま
)
での、……
私
(
わし
)
が
祖父殿
(
おんぢいどん
)
が
手細工
(
てざいく
)
の
船
(
ふね
)
で、
殿様
(
とのさま
)
の
妾
(
めかけ
)
を
焼
(
や
)
いたと
言
(
い
)
つけ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
前様
(
めえさま
)
もの、
祖父殿
(
おんぢいどん
)
の
真似
(
まね
)
をするだ、で、
私
(
わし
)
が
自由
(
じいう
)
には
成
(
な
)
んねえだ。
間違
(
まちが
)
へて
先生
(
せんせい
)
だ、
師匠
(
ししやう
)
だ
言
(
い
)
はつしやるなら、
祖父殿
(
おんぢいどん
)
を
然
(
さ
)
う
呼
(
よ
)
ばらつせえ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“祖父”で始まる語句
祖父
祖父様
祖父樣
祖父母
祖父祖母
祖父様方
祖父江出羽守
祖父上
祖父児
祖父君