“由來(もと)” の例文
新字:由来
不幸(ふかう)の由來(もと)に悟(さと)り初(そ)めて、父(ちヽ)戀(こひ)し母(はヽ)戀(こひ)しの夜半(よは)の夢(ゆめ)にも、咲(さ)かぬ櫻(さくら)に風(かぜ)は恨(うら)まぬ獨(ひと)りずみの願(ねが)ひ固(かた)くなり、包(つヽ)むに洩(もれ)ぬ身(み)の素性(すじやう)、人(ひと)しらねばこそ樣々(さま/″\)の傳手(つて)を求(もと)めて、香山(かやま)の令孃(ひめ)と立(た)つ名(な)くるしく
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)