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演
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す
ふりがな文庫
“
演
(
す
)” の例文
芝雀
(
しじやく
)
の
演
(
す
)
る、福助の
演
(
す
)
るあの梅川が八十三の皺くちや
婆
(
ばゞあ
)
になるまで生き
存
(
なが
)
らへてゐた事を考へるのは、恋をする者にとつて良い教訓である。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
姉娘を
演
(
す
)
る
優
(
ひと
)
のないには困りました。源之助で
不可
(
いけず
)
、門之助で不可、何分にも適当の
優
(
ひと
)
が見当らないので、結局
寿美蔵
(
すみぞう
)
に廻りましたが、本来は宗之助か
秀調
(
しゅうちょう
)
という所でしょう。
修禅寺物語:――明治座五月興行――
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「年は取つても
演
(
す
)
る事は小供ですつてね。何しろ虎一役ぢや遣り切れませんよ。」
虎
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
千鳥座で金色夜叉を
演
(
す
)
るという新俳優の、あれは貫一に
扮
(
な
)
る誰かだ、と立騒いだ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
遣瀬
(
やるせ
)
なげに、眉をせめて
俯目
(
ふしめ
)
になったと思うと、まだその上に——
気障
(
きざ
)
じゃありませんか、
駈出
(
かけだ
)
しの女形がハイカラ娘の
演
(
す
)
るように——と
洋傘
(
かさ
)
を持った
風采
(
なり
)
を自ら
嘲
(
あざわら
)
った、その
手巾
(
ハンケチ
)
を顔に当てて
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
演
常用漢字
小5
部首:⽔
14画
“演”を含む語句
演劇
演習
演戯
演出
演題
卓上演説
演説
演舌
演技
演奏
演者
演奏会
講演
釈宗演
上演脚本
演繹
演繹的
演芸
出演
口演
...