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河床
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かわどこ
ふりがな文庫
“
河床
(
かわどこ
)” の例文
金剛石
(
こんごうせき
)
や草の
露
(
つゆ
)
やあらゆる
立派
(
りっぱ
)
さをあつめたような、きらびやかな
銀河
(
ぎんが
)
の
河床
(
かわどこ
)
の上を、水は声もなくかたちもなく
流
(
なが
)
れ、その
流
(
なが
)
れのまん中に
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
考えてみると、
河床
(
かわどこ
)
は、
河心
(
かしん
)
へ向って、だんだんに深くなっているので、雨ふり
揚句
(
あげく
)
の
水嵩
(
みずかさ
)
が増した時などには、其の方へだんだん移動してゆくのが自然だった。
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浅い
河床
(
かわどこ
)
の真中を、少しばかり流れている水が、ぼんやり見える
橋杭
(
はしぐい
)
の下で黒く消えて行く時、
幽
(
かす
)
かに音を立てて、電車の通る
相間
(
あいま
)
相間に、ちょろちょろと鳴った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
車輪のごとき
大
(
おおき
)
さの、紅白
段々
(
だんだら
)
の夏の蝶、
河床
(
かわどこ
)
は草にかくれて、清水のあとの土に輝く、山際に翼を廻すは、白の
脚絆
(
きゃはん
)
、
草鞋穿
(
わらじばき
)
、かすりの
単衣
(
ひとえ
)
のまくり手に、その看板の
洋傘
(
こうもり
)
を
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金剛石
(
こんごうせき
)
や草の
露
(
つゆ
)
やあらゆる立派さをあつめたような、きらびやかな銀河の
河床
(
かわどこ
)
の上を水は声もなくかたちもなく流れ、その流れのまん中に、ぼうっと青白く後光の
射
(
さ
)
した一つの島が見えるのでした。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“河床(
川底
)”の解説
川底(かわぞこ、せんてい、河底、en: river bedまたはen: stream bed)は、河川の水流に覆われている地面のこと。河床(かしょう、かわどこ、川床)とも呼ばれる。行政的には専ら河床が使われる。川底には礫や砂が堆積している。
(出典:Wikipedia)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
“河”で始まる語句
河岸
河
河童
河内
河豚
河原
河鹿
河馬
河水
河獺