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永遠
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とこしへ
ふりがな文庫
“
永遠
(
とこしへ
)” の例文
我等
永遠
(
とこしへ
)
の
法
(
のり
)
を犯せるにあらず、そはこの者は生く、またミノス我を
繋
(
つな
)
がず、我は汝のマルチアの
貞節
(
みさを
)
の目ある
獄
(
ひとや
)
より來れり 七六—
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
またわたくしの嫉妬の
布地
(
きれぢ
)
で、
永遠
(
とこしへ
)
ならぬ聖母さま、おんみの為に、
外套
(
まんとお
)
を裁つでござりませう。
或るまどんなに:西班牙風の奉納物
(新字旧仮名)
/
シャルル・ピエール・ボードレール
(著)
水なるかな、ヨハネが
生命
(
いのち
)
の川の水を夢み、熱砂に育ちしマホメツトの天国が
四時
(
しゞ
)
清水流れ果樹実を結ぶ処なるも、
宜
(
うべ
)
なるかな。自然の乳房に不尽の乳を満たせし者に
永遠
(
とこしへ
)
に
光栄
(
ほまれ
)
あれよ。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
焦しはてたる
永遠
(
とこしへ
)
の
『二十五絃』を読む
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
永遠
(
とこしへ
)
の物のほか物として我よりさきに造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ 七—九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
さてかの一と二と三、即ち
永遠
(
とこしへ
)
に生き、かつとこしへに三と二と一にて治め、限られずして萬物を限り給ふものをば 二八—三〇
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
それかのものの汝に見えしは、汝が
言遁
(
いひのが
)
るゝことなくしてかの
永遠
(
とこしへ
)
の泉より
溢
(
あふ
)
れいづる平和の水に心を開かんためなりき 一三〇—一三二
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
それ望みに緑の一點をとゞむる間は、人彼等の詛ひによりて全く滅び
永遠
(
とこしへ
)
の愛歸るをえざるにいたることなし 一三三—一三五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
永遠
(
とこしへ
)
に治め給ふ
帝
(
みかど
)
は、かのおぼつかなき
軍人
(
いくさびと
)
等の爲に、かれらの徳によるにあらでたゞ己が
恩惠
(
めぐみ
)
によりて
備
(
そなへ
)
をなし 四〇—四二
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
自ら
永遠
(
とこしへ
)
に一となりて殘りつゝ、その
恩惠
(
めぐみ
)
によりて己が光線を、あたかも鏡に
映
(
うつ
)
す如く、九の物に集むればなり 五八—六〇
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
この
中
(
なか
)
なる者のうちにラチオ
人
(
びと
)
ありや我等に告げよ、(かくて願はくは汝の爪
永遠
(
とこしへ
)
にこの
勞
(
いたづき
)
に堪へなんことを) 八八—九〇
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
かくの如く
苦患
(
なやみ
)
を増さんとて
永遠
(
とこしへ
)
の熱おちくだり、砂の燃ゆることあたかも火打鎌の下なる
火口
(
ほくち
)
にひとしく 三七—三九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
永
常用漢字
小5
部首:⽔
5画
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
“永”で始まる語句
永劫
永
永久
永代
永代橋
永年
永禄
永々
永井荷風
永生