トップ
>
殿
>
トノ
ふりがな文庫
“
殿
(
トノ
)” の例文
所謂、ひゝなの
殿
(
トノ
)
なる謂はゞ箱のやうな物の中にある場合に於いてのみ、この鳥と関係のある名を称へて居たものと考へて居る。
鷹狩りと操り芝居と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
また助詞の「の」「
登
(
ノボル
)
」「
後
(
ノチ
)
」「
殿
(
トノ
)
」などの「ノ」は「能」の類の文字を用いて、
勿論
(
もちろん
)
以上の二つと別である。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
殿
(
トノ
)
(又、とん)と言ふのにも、色々ある。右のやうな殿もあり、又、
祝女殿内
(
ノロドンチ
)
(ぬるどのち=ぬんどんち)の様に、祝女の住宅を
斥
(
サ
)
す事もある。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
……けど、
他人
(
ヒト
)
に言はせると、——あれはもう、二十幾年にもなるかいや——筑紫で伐たれなされた
前太宰少貳
(
ゼンダザイノセウニ
)
—藤原廣嗣—の
殿
(
トノ
)
に
生寫
(
シヤウウツ
)
しぢや、とも言ふがいよ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
……けど、
他人
(
ヒト
)
に言はせると、——あれはもう、二十幾年にもなるかいや——筑紫で伐たれなされた
前太宰少貳
(
ゼンダザイノセウニ
)
—藤原廣嗣—の
殿
(
トノ
)
に
生寫
(
シヤウウツ
)
しぢや、とも言ふがいよ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
……けど、
他人
(
ヒト
)
に言はせると、——あれはもう、二十幾年にもなるかいや——筑紫で
伐
(
ウ
)
たれなされた
前太宰少弐
(
ゼンダザイノセウニ
)
—藤原広嗣—の
殿
(
トノ
)
に
生写
(
シヤウウツ
)
しぢや、とも言ふがいよ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
帥
(
ソツ
)
の
殿
(
トノ
)
に承らうにも、國遠し。まづ
姑
(
シバ
)
し、郎女樣のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
帥
(
ソツ
)
の
殿
(
トノ
)
に承らうにも、國遠し。まづ
姑
(
シバ
)
し、郎女樣のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
帥
(
ソツ
)
の
殿
(
トノ
)
に承らうにも、国遠し。まづ
姑
(
シバ
)
し、郎女様のお心による外はないもの、と思ひまする。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
稲
舂
(
ツ
)
けば、
皹
(
カヾ
)
る我が手を。今宵もか、
殿
(
トノ
)
の
若子
(
ワクゴ
)
が 取りて
歎
(
ナゲ
)
かむ(万葉集巻十四)
古代生活に見えた恋愛
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“殿”の解説
殿(との)は、貴人の代名詞である。転じて、殿(-どの)は、人名や職名などの後に付けて敬称とする接尾語である。
(出典:Wikipedia)
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“殿”を含む語句
宮殿
御殿
殿上
貴殿
殿内
殿上人
大殿
主殿
舞殿
殿下
岩殿寺
神殿
泉殿
主殿頭
岩殿
大殿油
後殿
大殿堂
大臣殿
法住寺殿
...