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歩板
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あゆみいた
ふりがな文庫
“
歩板
(
あゆみいた
)” の例文
……で、すこし
岸
(
きし
)
をさがつた
處
(
ところ
)
で、
中流
(
ちうりう
)
へ
掛渡
(
かけわた
)
した
歩板
(
あゆみいた
)
を
渡
(
わた
)
ると、
其處
(
そこ
)
に
木小屋
(
きごや
)
の
柱
(
はしら
)
ばかり、
圍
(
かこひ
)
の
疎
(
あら
)
い「
獨鈷
(
とつこ
)
の
湯
(
ゆ
)
。」がある。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
立籠む霧が
艶
(
えん
)
なる小紋を描いたような影が、私の袖から
歩板
(
あゆみいた
)
へ
衝
(
つ
)
と立って、立つと思うと、つかつかと舞台へ上った。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼
(
かれ
)
は
木曾
(
きそ
)
の
棧橋
(
かけはし
)
を、
旅店
(
りよてん
)
の、
部屋々々
(
へや/″\
)
の
障子
(
しやうじ
)
、
歩板
(
あゆみいた
)
の
壁
(
かべ
)
に
添
(
そ
)
つて
渡
(
わた
)
つて
來
(
き
)
た……
其
(
それ
)
も
風情
(
ふぜい
)
である。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お悦と取ったのも、四人席を他と半ば分けて、
歩板
(
あゆみいた
)
に
附着
(
くッつ
)
いた出入に近い処であった。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“歩”で始まる語句
歩
歩行
歩調
歩哨
歩廊
歩々
歩合
歩兵
歩武
歩行出