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松村
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まつむら
ふりがな文庫
“
松村
(
まつむら
)” の例文
震災
(
しんさい
)
以來
(
いらい
)
の
東京
(
とうきやう
)
は
梅園
(
うめぞの
)
や
松村
(
まつむら
)
以外
(
いぐわい
)
には「しるこ」
屋
(
や
)
らしい「しるこ」
屋
(
や
)
は
跡
(
あと
)
を
絶
(
た
)
つてしまつた。その
代
(
かは
)
りにどこもカツフエだらけである。
しるこ
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これが
松村
(
まつむら
)
という、わしの工場のだいじな職長です。これに、そのきずついた真珠を、とりかえさせようと思いましてね。
灰色の巨人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
松村
(
まつむら
)
に
小松
(
こまつ
)
を
圍
(
かこ
)
つて、
松賀町
(
まつかちやう
)
で
淨瑠璃
(
じやうるり
)
をうならうといふ、
藏
(
くら
)
と
藏
(
くら
)
とは
並
(
なら
)
んだり、
中
(
なか
)
を
白鼠
(
しろねずみ
)
黒鼠
(
くろねずみ
)
の
俵
(
たはら
)
を
背負
(
しよ
)
つてちよろ/\したのが、
皆
(
みな
)
灰
(
はひ
)
になつたか。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「まるでこの間の刑事さん見たいね」〆治は
大業
(
おおぎょう
)
に笑いながら「それはありましたわ。
松村
(
まつむら
)
さんていうの。この近くの山持の息子さんで、それや大変なのぼせ様でした。 ...
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
このあたり
裏道
(
うらみち
)
を
掛
(
か
)
けて、
松村
(
まつむら
)
、
小松
(
こまつ
)
、
松賀町
(
まつかちやう
)
——
松賀
(
まつか
)
を
何
(
なに
)
も、
鶴賀
(
つるか
)
と
横
(
よこ
)
なまるには
及
(
およ
)
ばないが、
町々
(
まち/\
)
の
名
(
な
)
もふさはしい、
小揚連中
(
こあげれんぢう
)
の
住居
(
すまひ
)
も
揃
(
そろ
)
ひ、それ、
問屋向
(
とんやむき
)
の
番頭
(
ばんとう
)
、
手代
(
てだい
)
、もうそれ
不心得
(
ふこゝろえ
)
なのが
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
「馬鹿に詳しいもんだね」と、聞手の青年、即ち
松村
(
まつむら
)
が、こう口を入れた。
一枚の切符
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“松村”で始まる語句
松村任三
松村介石
松村子爵